イーモバイルの高速データカードが出現してから約2年、ウィルコムのXGP、UQコミュニケーションズのWiMAXなど、高速モバイル通信の世界に今、大きな動きが起きています。
(1) イーモバイル(EMOBILE)
2007年に3.6Mbpsの高速データ通信カードを販売開始し、モバイル通信業界に衝撃を与えました。
同年末には7.2Mbpsのデータ通信カードを販売し、ついに今年2009年8月には21Mbpsというモバイルでは考えられなかった通信速度によるデータ通信サービスを開始します。
イーモバイルは、「HSPA+(略:High Speed Packet Access Plus) 」というHSPAをさらに拡張した3GPPによる通信規格によるデータ通信サービスでこの高速モバイル通信を実現します。
「HSPA+」は、HSPA Evolutionとも呼ばれ、既存のW-CDMA/HSDPAなどの延長線上にある通信規格です。
通信速度は、下り最大21.6Mbps、上り最大5.8Mbpsとなります。
8月に発売されるのは「D31HW(Huawei Technologies製)」のデータ通信カードは、USBスティックタイプで、コネクタはスライド方式で露出されたものとなります。
(2) ウィルコム(WILLCOM)
イーモバイルが出現するまでは、データ通信カードといえばウィルコムと言えるパイオニア企業です。
通信速度ではイーモバイルに大きく遅れをとりましたが、この2009年10月からついに最大20Mbpsのデータ通信サービス「WILLCOM CORE XGP」を開始します。
WILLCOM CORE XGPは、マイクロセルなどPHSの従来の技術をベースに新たに開発した「XGP(略:eXtended Global Platform)」という規格企画を採用し、上り下りの通信速度はともに同じで最大20Mbpsとなります。
(3) UQコミュニケーションズ
最近やたらとUQコミュニケーションズのCMや広告を見ることがありませんか?
このほぼ無名とも言える企業が、WiMAX(ワイマックス、略:Worldwide Interoperability for Microwave Access)という通信規格のサービスを引っさげ、業界に大きな旋風を巻き起こそうとしています。
サービスである「UQ WiMAX」の通信速度は現時点最速で、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsとなります。
2009年7月1日にサービスを開始しました。
イーモバイル、ウィルコム、UQコミュニケーションズ、いろいろあって良くわからないという方のために比較表を作りましたので、ご覧ください。
比較表では、通信速度や価格、エリア、提供事業者(MVNO)などご案内します。
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