本ページでは、ADSLに関する基礎知識についてご案内します。
| ADSLの特長 |
ADSL「Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)」は、一般のアナログ回線(電話回線)を利用したブロードバンド(高速大容量)接続サービスです。下りと上り(下りはダウンロード速度、上りはアップロード速度)の回線速度が非対称 (Asymmetric)であることからADSLと呼ばれますが、非対称であってもAをつけずにDSLと呼ばれていることがあります。
ADSLの特長は先にも書きましたが回線速度が下りと上りで非対称であること、光ファイバーなど他のブロードバンド接続サービスと比べ料金(価格)が安いことです。メールやWebサーフィン(ダウンロードや動画を見ない単純なWeb閲覧)が中心であれば、ADSLで十分オススメと言えます。
またADSLはご家庭にある電話回線を使ってインターネットに接続しますが、電話回線がない場合には、タイプ2(ADSL用に専用回線を敷設するタイプ)もありますので、固定電話の契約がない場合にも安心です。
ADSLの利用者は国内に約1,300万契約(2008年6月現在、総務省発表)あり、日本のブロードバンド市場を牽引してきた接続サービスとなります。
| ADSLの速度を選ぶときの注意点 |
ADSLには現在さまざまな回線速度のサービスがあります。以下に@niftyとAOLが提供しているADSLのサービスを例として記載しておりますが、他のプロバイダ各社もほぼ似たサービスラインアップとなり、速いものは最大50Mbps超、低速なものは最大1Mbps以下となります。
| @nifty | 50Mbps、39Mbps、12Mbps |
| AOL | 50Mbps、12Mbps、5Mbps、960Kbps |
こんなにADSLのサービスに幅があって、どれをを選んだらいいの?という方のために、選択する際のポイントとご注意事項をご案内します。
1) NTT収容局からの距離を知ろう
ADSLを検討する場合は、自宅とNTT収容局(電話線の元になる電話局)との距離を知ることが必要不可欠となります。
ADSLを利用した場合、インターネット上のデータはNTT収容局から電話回線(メタルケーブル)を通して自宅まで送られます。しかしNTT収容局からインターネットを利用しているパソコンまでの距離が遠いと、回線はノイズの影響(ノイズとは雑音で、電話に雑音が混じるのを同じようにデータにも雑音は混じります。特に高い帯域を利用するADSLの場合その影響は大きくなります)を受け、通信速度は大きく低下します。
そのため、NTT収容局からの距離が遠いと、せっかく速いADSLのサービスに申し込んだのに速度がでなかったということにもなりかねません。以下は、イー・アクセス(ADSL回線事業者)が提供するNTT収容局からの距離とADSLの速度の関係グラフです。(どのADSL回線事業者であっても、NTT収容局とADSL速度の相関関係はほぼ変わりません)

出典:イー・アクセス株式会社
一般的に、ADSLの速度がある程度でるのはNTT収容局からの距離が4km以内の場合と言われています。NTT収容局からの距離が4kmを超える場合は、光ファイバーまたは低速のADSLのご検討をオススメします。またNTT収容局からの距離は、以下のNTT東日本、NTT西日本の各ページで調べられます。
> NTT東日本線路情報
> NTT西日本線路情報
2)自分のインターネットの使い方を知ろう
次に、ご自身のインターネットの使い方を考えてみてください。
| メール | プライベートやビジネスでのメール |
| Webサーフィン | 情報収集目的のWeb閲覧 |
| 動画サービス | YOUTUBEやGYAOなどの視聴 |
上記をご覧いただき、動画サービスを使っている、または使ってみたいと考えた場合は、光ファイバーの利用をオススメします。一度ブロードバンド回線の契約をすると、契約を変更する手続きは面倒なものです。あらかじめ速い回線の契約をオススメします。
どうしても低価格なADSLが良いという場合も、NTT収容局からの距離が4km以内の場合に限ってください。NTT収容局からの距離が遠く、低速度のADSL回線で動画を見た場合、映像は映っては止まり、また映っては止まりと、ストレスしか溜まりません!
さて、ADSLの特長や選ぶ際の注意点などはおわかりいただけましたでしょうか?
ADSLを提供しているプロバイダーは多くありますので、次は、ADSLを提供しているプロバイダーの料金やサービスを比較して間違いのないプロバイダー選びの参考にしてください。
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