国内で唯一「モバイルWiMAX」方式による高速データ通信サービスの全国展開を認められたUQコミュニケーションズが、7月1日から正式サービスを開始する際、筆頭株主のKDDIに対する独立性を維持し、健全な競争環境を確保するよう、イー・アクセスがソフトバンクBBと連名で総務省に要望書を出した。
UQは独自ブランドのモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」を手がけるほか、自社の通信網を外部に有料で貸す予定で、借り手となる事業者(MVNO)を募集している。
イー・アクセスの要望書では、KDDIグループがMVNOになる場合、UQがほかの事業者に優先するサービスや営業を行わないよう求めた。またMVNOがUQと同時期、同等の内容でサービスを開始できるよう、MVNO向け提供料金の設定などに配慮を求めている。
これに加え要望書では、UQ WiMAXの有料版が始まったあとも、UQの代表取締役がKDDIの取締役を兼任し続ける可能性に注目している。またKDDIがUQの優先株式を引き受けたことで、議決権比率に変更はないものの出資比率が44.1%に高まったことも指摘した。
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